【水戸城の伝承・怪談】火を消しながら歩く二人連れの女の霊

水戸城
別名馬場城
築城者

馬場資幹、佐竹義宣、徳川頼房

魅力

徳川御三家のひとつ水戸徳川家の居城として知られる、舌状台地上の細長い地形を利用した平山城。見どころは巨大な堀と土塁。近隣に日本三名園のひとつ偕楽園がある。

伝承/怪談

・水戸は古くから材木商が多く「木」のつく地名の多さに比例して火災も多かった。水戸城は地震火災、放火、水戸空襲など、火災の憂き目に遭うことがとりわけ多かったため、水戸および水戸城周辺は「燃えやすいもの」である「木」のつく地名から「金」の字の入った地名に改めるケースも複数見られた(例:本木町→上金町)。

・安政の大地震(1855年10月2日)の際、火を消してまわる女2人の霊が水戸城で目撃されている。

【参考】

三田村鳶魚 著『御殿女中』,春陽堂,昭和5.国立国会図書館デジタルコレクションhttps://dl.ndl.go.jp/pid/1447416(参照 2023-07-21)

アクセス

・水戸駅徒歩約8分。

 

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